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『相模原 in the 80's』 第8話

「フェンスの向こう側」 文章:S.I


小田急相模原駅から北西の位置にある

「在日アメリカ陸軍 住宅施設」。


「あの中はどんなだろう?」と興味を持たれる方、

いらっしゃるのではないでしょうか。


80年代、数年通う機会があり、

あの広い土地を自転車で走り回ることができました。

何故入ることができたのか…それは秘密です。


日常見慣れた相模原の景色とは違い

映画でみるような外国の景色が広がっていました。

不思議なもので空気まで違う気がしてきます。


夏は、庭先でマッチョなミドルがバーベキュー。

ビキニで洗車するお姉さんは映画のワンシーンのよう。

お子さまのビニールプールも桁違いの大きさです。

冬、クリスマスシーズンは私が見てきたものより

もっと静かで温かく厳粛な雰囲気がありました。

雪が積もったある日の夜、ゲートまで向かう道は

オレンジの外灯とシンプルなイルミネーションが

積雪を照らし出してとても綺麗でした。

相模原にいながら、Foreignerな気分。


気軽に施設内に入ることはできませんが、

アメリカまでフェンス1枚の距離って本当に不思議です。


あの時お世話になった方々は皆、帰国されましたが、

今どうしているのでしょうか。

とても会いたくなりました。


(つづく)

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