相模原は、「野鳥観察」が散歩に行く感覚でできる街
こんにちは。IT・制作特課のHAです。
相模原市と町田市の境界線である境川では、比較的簡単に美しい野鳥が観察できるので、当初は驚いたものでした。境川沿いに走れば藤沢まで出られる便利なサイクリングロードとしても知られています。マラソンコースとしても良く使われている地元になじみのある場所ですが、休息のため立ち止まってふと境川を眺めていると、意外なほど多くの種類の野鳥が見られます。
ハクセキレイ、キセキレイ、シジュウカラ、カルガモ、ヒヨドリなどは比較的すぐ眼にすることができます。境川遊水地まで下れば、オオタカ、チョウゲンボウなどの猛禽類も目撃されるようです。大型のサギであるアオサギが、ヨドバシカメラ付近のような街の真ん中に飛んでくる姿は圧巻でした。
しかしなんといっても、一番美しく、目にすると運が良い日に感じるのは、やはり『カワセミ』ではないでしょうか。私の地元では中々目にすることがないのですが、偶然に飛んできたのをあっさりと目にしたときは、「こんなに簡単に見れる鳥だったっけ?」と感動すらしたものでした。これほどバランスの良いカラーリングを自然にまとった鳥というのは、そんなに多くないのではないでしょうか。
カワセミは清流を好む鳥類です。愛川町の『町の鳥』にも制定されているくらい神奈川県県央圏では有名な野鳥ですが、70万人を超える都市なのに比較的人口の集中する地域でも姿を見せてくれるというのは、誇れることだと思います。
しかし、境川の河川敷をコンクリート化してしまう工事がここ数年で見受けられるようになりました。以前よりカワセミの目撃率が減少してると感じています。あくまでも自然保護目線だけで言わせてもらえば、両立ができないものかと切に望みます。
最初の写真は、私がコンデジで何とか撮影できたものです。境川沿いはバードウォッチングに来られている方々がたくさんいらっしゃっています。巨大なレンズを装着した高価な一眼レフデジカメで素晴らしい写真を撮影されてる例が山ほどネット上には掲載されてますので、比べてしまうとかなり見劣りします。申し訳ないです。
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