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DTPまめ知識 No.2

プロポーショナルフォント

こんにちは、印刷市場.comスタッフのHMです。


前回の「DTPまめ知識」UDフォントのお話をしました。

今回は「P」のつくフォントでしたね。

この「P」はプロポーショナルフォントと言います。


この説明をする前に文字の大きさはどのようになっているのでしょうか。


文字には文字ブロックという四角があって、その四角の大きさが文字サイズに

なります。また、文字の並びは通常文字ブロックを並べて配列されます。



【質問】同じ文字サイズを指定したのに、実際に見える文字の大きさが違うと感じたことはありませんか。


実は同じ文字サイズでも文字の大きさが違うことがあるのです。

次の図は文字ブロックに対して普通の大きさのものと、大きめの文字の例です。


見た目の文字の大きさが違っているのが分かると思います。

これが並ぶと文字ブロックを並べて配置されるので、見え方の印象が随分違うと思います。



そこで、いよいよ本題のプロポーショナルフォントです。


このプロポーショナルフォントは文字ブロックそのものが、個別に違っているのです。

例えばアルファベットのMとIでは文字の幅が違いますよね。

それで、正方形の文字ブロックを使わず、その幅にあったブロックを使って作られています。

図は、おなじみのMSゴシックの全角、半角とMSPゴシックの違いです。



MSゴシック全角と半角については、同じ間隔で「WINDOWS」の文字が並んでいますね。

MSPゴシックは文字間の間隔が違うのがわかります。よく見ると和文の方も送りが違うのがわかりますよね。

これが、プロポーショナルフォントです。おおむね「P」がついているとプロポーショナルフォントになります。


プロポーショナルフォントを使って、かっこいい書類を作ってみるのはいかがでしょうか。


今回は、プロポーショナルフォントについてでした。

それでは、またね。

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