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出張相談の中で

ダブルトーンについて

印刷市場.comスタッフのHMです。

印刷市場.comでは「無料印刷相談出張サービス」

を行っています。


ちょっと前のことになるのですが、ご相談の中で

報告書の写真部分を「ダブルトーン印刷」で行いたい。

というのがありました。


「ダブルトーン印刷」みなさんご存じですか。


ダブルトーン印刷はグレースケールの写真を異なった2色のインクで

豊かな表現をする印刷手法のことです。


ちょっとご説明しますね。

このようなカラー写真があります。

グレースケールだと

こんな感じです。

これをダブルトーンにするとどのようになるか。

まずは、黒とグレースケールのダブルトーンです。

ん、どこが変わったの?

ですよね。実は濃度と諧調表現が変わっているのですが、実はダブルトーンを疑似的にデジタルで表現しているので、この写真だとわかりづらい。

そこで、黒と赤のダブルトーンをご紹介します。

ちょっとセピアになってノスタルジックでしょ。

ダブルトーンは文字通りグレースケールの写真を二つ(3つや4つのものもあります)の諧調で表現します。一つの諧調では表現できない濃度感やミドルレンジやハイライトの微妙な諧調表現を豊かに行うことができます。

通常はメインの色をシャドウ領域でつかいサブの色をミドルレンジからハイライトで使用することが多いので、2色印刷と勘違いされることもあります。

スーパーなどのチラシでよくあった2色印刷というと

こんな感じでシアンとマゼンタで分解し二つの色で印刷します。

サンプルはシアンとマゼンタです。


ダブルトーンと2色分解の印刷では違いが歴然ですよね。


印刷市場.comでは印刷に関連するご相談を日々受けております。

例えば、今回の「ダブルトーンで印刷したい」というご相談では、

高度な印刷方法のご相談でしたが、「シンプルに写真集をつくりたい

何から始めればいいの?」というご相談でもかまいません。


私たちは、みなさまの「創りたい」という想いをカタチにして

まいります。

どうぞお気軽にお声がけください。


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