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【さがみはら探訪】No.8

城山・津久井城を偲ぶ② 痕跡をたどります。

IT・制作特課のM.Mです。


前回(城山・津久井城を偲ぶ①)は

入山口から頂上の本城までの紹介をさせていただきました。


今回は頂上から津久井湖観光センターの駐車場までの下山の紹介です。

下山は登りと別のコースを利用して、津久井城の痕跡を見ることができる「堀切」「宝ヶ池」「鷹射場」を通っていきます。

下り始めて10分程度で「堀切」に着きます。堀切の説明は現場にある説明版(下の写真)をお読みください。

間単にいうと道に堀を作った後、普段は橋を架けて通行しますが、いざ敵が侵入しようとしたら橋を外して侵入を阻止する仕掛けです。山城ではよく使われている仕掛けで津久井城ではほかにも2か所、堀切があります。


さらに下っていくと「宝ヶ池」があります。

説明版には津久井城の水源の一つで「日照りや雨が続いた年でも、安定して水をたたえているとまた、水が白く濁っていることから城兵が刀を研いだとも伝えられています。と書いていました。

さらに下っていくと道は二股にわかれ、一つは、がけ崩れのため通行禁止なっており、もう一つの「鷹射場」行きの道を下ることにしました。小さな山なので下に降りさえすれば、すそ野を歩いて、津久井湖観光センターの駐車場まで行けると考えましたが、それが大きな間違いだったと、後で気が付くことになります。

「鷹射場」は見晴らしが良い平地があるだけでした。相模原が一望できます。


あとは下って帰るだけです。

険しい下り坂をしばらく歩いてすそ野と思われるところに出ましたが、まるで見たことの無い景色です。これはまずい!!スマホで現在位置を確認。「入山口からまったく反対側へ降りてしまった!」ことが判明。

また山の傾斜がきつく、すぐに川になっているため、山すそには道がありません。しょうがないのでそこから大きく遠回りをして、一般道を徒歩で津久井湖観光センターの駐車場まで、約50分かけての到着です。

思いっきり健康的な一日でした。(赤い太線が下山から一般道を通って帰ったコースです)

城山・津久井城跡は歴史が感じられる、大変興味深い山でした。

最後に、低い山でも「山は山」。コース確認は慎重に。

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